くらし

土砂災害から身を守るために

  • [2018年6月1日]

○土砂災害から身を守るために

 近年、土砂災害による甚大な被害が発生し、土砂災害防止の重要性が再認識されています。平成13年4月1日に土砂災害防止法が施行されました。
 この法律は土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域についての危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅などの新規立地の抑制、既存住宅の移転促進などのソフト対策を推進しようとするものです。角田市では平成18年度から宮城県の協力を得ながら、法に基づく基礎調査を推進し、住民への周知に努めております。土砂災害から身を守るため、日頃から土砂災害の危険性のある区域や避難所の位置を確認しておきましょう。

○市内の危険箇所について

 土砂災害危険箇所の種類としては、土石流危険渓流、急傾斜地崩壊危険箇所、地すべり危険箇所の3つに区分されますが、市内には合わせて312ヵ所の危険箇所が存在します。内訳については次のとおりですが、角田市では特に危険と思われる箇所について関係機関と協力し随時パトロールを実施しています。
 
 土砂災害危険箇所は、地域にお住まいの方々が土砂災害(崖崩れ、土石流、地滑り)への備えや警戒避難に役立てていただくため、宮城県が土砂災害による被害のおそれがある箇所を調査したものです。
 
 ※土砂災害危険箇所は法に基づくものではなく、地図情報を基に国が示した一定の基準で抽出したもので、詳細な現地調査や分析等を行っていないため、図面に示されている危険区域の表示はあくまで災害に備える上での参考としていただくものです。
 

(1)土砂災害による被害を受ける可能性のある箇所数(宮城県・角田市)

 

 

宮城県

角田市

ランクT

ランクU

ランクV

土石流危険渓流

3,413箇所

141箇所  

24箇所

103箇所

14箇所

急傾斜地崩壊危険箇所

4,964箇所

169箇所

35箇所

129箇所

5箇所

地すべり危険箇所

105箇所

 2箇所

2箇所

0箇所

0箇所

合計

8,482箇所 

312箇所

61箇所

 232箇所

19箇所

 

※危険度の高い順にランクT〜Vが設定されている。ランク別の基準は以下のとおり。

ランクT 保全人家5戸以上、又は、保全人家が5戸未満でもあっても官公署、学校、病院、駅、発電所等のある場所

ランクU 保全人家1戸以上5戸未満の場所

ランクV 保全人家戸数0

・土石流危険渓流

 谷や斜面に貯まった土・石・砂などが、梅雨や台風などの集中豪雨による水と一緒になって、一気に流れ出してくるのが土石流です。渓流の勾配が3度以上(火山砂防地域では2度以上)あり、土石流が発生した場合に人家や公共施設等の被害が予想される危険区域。市内には141ヵ所存在します。


・急傾斜地崩壊危険箇所

 傾斜度30度以上、高さ5m以上の急傾斜地で人家や公共施設に被害を及ぼす恐れのある急傾斜地及びその近接地であり、斜面の高さが高いほど崩れたときの被害が大きくなります。
 特に張り出し、浮き石、亀裂、わき水などがある崖は危険です。市内には169ヵ所存在します。


・地すべり危険箇所

 地面は、種類の固さの違う土や石が層になり、それがいくつも積み重なってできています。緩やかな斜面の場所で、雨水などがしみこんで粘土のように滑りやすい地層の上に地下水としてたまり、そこから上の地面が動き出すのが地すべりです。
 空中写真の判読や災害記録の調査、現地調査によって、地すべりの発生のおそれがあると判断された区域のうち、河川・道路・公共施設・人家等に被害を与えるおそれがある区域を地すべり危険箇所としており、市内には2ヵ所存在します。


(2)土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等
 土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域は、土砂災害防止法(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律)に基づき、宮城県が土砂災害危険箇所等について土地利用状況等の詳細な現地調査を行い、同法に基づいて警戒避難体制の整備や土地利用制限等の規制がかかる範囲を指定するものです。
@土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)
 土砂災害が発生した場合に住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあり、警戒避難体制を特に整備すべき区域
A土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)
 土砂災害警戒区域のうち、土砂災害が発生した場合に建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあり、一定の開発行為の制限及び建築物等の構造の規制をすべき区域
※@、Aについては、角田市では、117箇所が指定されています。【平成30年3月30日現在】
※市内の土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域については宮城県土木部防災砂防課のホームページでご覧いただけます。

避難に関する情報について

○避難する際の注意事項

 避難所へ避難する際は、他の土砂災害危険箇所内の通過は避けてください。土石流に関しては渓流に直角方向にできるだけ渓流から離れてください。渓流を渡って対岸に避難することは避けてください。

 避難所への避難が困難な場合には、生命を守る最低限の行動として、周囲の建物より比較的高い建物(鉄筋コンクリート等の堅固な構造物)の2階以上(斜面と反対側の部屋)に避難することを心がけてください。

○避難勧告の判断と伝達
 避難行動には、基本的には立ち退き避難であり、立ち退き避難が危険な場合、状況により屋内安全確保となります。
立ち退き避難とは…
○指定避難所へ移動すること
○指定避難所以外の安全な場所へ移動すること
○近隣の高い建物等へ移動すること 
 
屋内安全確保とは…
○建物内の安全な場所で待避すること
 
土砂災害など命の危険がある災害では、指定避難所へ移動するなどの立ち退き避難が基本です。
 ただし、屋外での移動に危険が伴うなどの「緊急やむをえない場合」は、立ち退き避難がかえって危険であるため、このような場合は、建物の2階などのより高い階にある山の反対側の部屋に待避するなどの屋内安全確保も考慮しましょう。
 このような緊急やむをえない状況に陥らないようにするためにも、暗くなる前に避難するなど、早め早めの避難を心がけましょう。
 避難所へ避難する際は、他の土砂災害危険箇所内の通過は避けてください。土石流に関しては渓流に直角方向にできるだけ渓流から離れてください。渓流を渡って対岸に避難することは避けてください。
 避難所への避難が困難な場合には、生命を守る最低限の行動として、周囲の建物より比較的高い建物(鉄筋コンクリート等の堅固な構造物)の2階以上(斜面と反対側の部屋)に避難することを心がけてください。

○避難勧告の判断と伝達
 角田市では、大雨などによる土砂災害が予想される場合に速やかに避難勧告等を発表する必要があることから、「避難勧告等の判断・伝達マニュアル」(土砂災害編)を策定しています。避難勧告等の発令判断は、気象庁及び宮城県が発表する情報と関係機関の助言により実施します。

○指定避難所及び指定緊急避難場所
角田市が避難勧告等を発令した場合は、以下の指定避難所及び指定緊急避難場所に避難してください。なお、開設する指定避難所は、避難勧告等を発令する際にお知らせします。
 

このページに関するお問合せ
角田市総務部防災安全課
住所:〒981-1592 宮城県角田市角田字大坊41
 電話:0224-63-2123