市政・まちづくり

あぶくま川河川空間整備基本構想

  • [2008年4月2日]

 古来から角田市の歴史と文化をはぐくんできた阿武隈川。豊かな水と自然を擁し、多様な生態系や景観など魅力的な多くの資源にめぐまれています。今、このような資源をまちづくりに利用、活用していくことが大いに期待されています。市では今回、角田市域を流れる阿武隈川の水辺空間を最大限に活用した、個性的で特色のあるまちづくりを目標に、「あぶくま川河川空間整備基本構想」を策定しました。
 角田市域における阿武隈川の河川空間整備に向けて、次の4つの空間を設定し推進します。

学びの空間

 川の自然、歴史、文化を総合的に学べる空間や仕組みを考え、河川空間を活かした社会学習活動に役立つ整備を進めます。
 
1.川に、自然に学ぶ
 国土交通省が設置した「学水館あぶくま」の活用を図り、学習会(一般、児童・生徒)や水辺プラザ(船着場等)を活用した自然学習、川にちなんだ歴史・文化の勉強会などで、川への関心と認識を高めていきます。
2.学習活動の場としての活用
 総合的な学習の時間などを活用しながら、子どもたちの学習活動の場として、川遊び(川歩き、釣りなど)や川の生物観察、川のごみ拾い等の環境学習の実施など河川環境の利用、活用を図ります。
3.学習教室、災害訓練指導等の広場の形成
 災害時における情報連絡や救援活動を支援するため、一般市民向けのバイク等のマナー指導教室や災害訓練指導などの活動の場を確保します。

遊びの空間

 河川空間を活用した、四季折々を楽しむイベントの開催、各種スポーツの機会を提供することで、大人から子どもまで幅広く楽しめる空間をめざします。
 市域はもとより市外から訪れる交流人口の拡大に努め、まちの活性化につなげていきます。
 
1.多目的広場等の形成
(1)親水をテーマとした、水と花と緑の市民が憩える広場や子どもたちが水遊びできる広場を進めます。
(2)パークゴルフやサッカーなどができるスポーツ広場づくりを進めます。
2.グライダー滑空場と周辺環境整備の支援
 グライダー滑空場におけるグライダーを中心としたスカイスポーツの振興を支援し、活動しやすい環境の整備を推進します。
3.サイクリングロードの積極的活用とウォーキングコースの設定
(1)市民の健康増進を図るため、サイクリングロードを活用してサイクリング大会などを実施します。
(2)自然景観を眺めながら散歩できるウォーキングコースを設定します。
4.水上スポーツの支援
 例年開催しているいかだ下り大会のほか、船着場を利用し気軽に楽しめるボート、カヌー等の水上スポーツの振興を支援します。
5.各種イベントの支援
 魅力ある河川空間を活用し、花火大会やたこ揚げ大会のほか、水辺を利用したコンサートや市民が主体の各種イベントの開催を支援し、内外の交流を深めます。
 

花と潤いの空間

 市民等と行政のパートーナーシップのもと、河川右岸の角田橋周辺から下流の河川空間において、周辺の環境に配慮し、特性を活かした魅力的な景観の形成を図ります。
 
1. 花とひとのにぎわいづくり
 春には、桜づつみと菜の花、夏にはひまわり、秋にはコスモスなどの花で、多くの人々が集う、花と潤いの空間づくりを進めます。
2.自主的活動の推進
 今後の景観形成推進を図るため、市民団体等との連携を図り、ボランティアによる事業推進を目指すほか、市民等が自主的に維持・管理を行う仕組みの導入を推進します。

水と緑の空間

 阿武隈川のかけがえのない豊かな自然環境を、私たちは協力、連携して保全し、はぐくむ責務があります。環境に配慮した利用、活用を図るほか、河川空間における豊かな自然環境や生態系は、極力保全するよう勤めます。
 
1.清流回復の啓発等
 かつての清流を回復するため、シンポジウムの開催や船による河川探訪、水質調査など、阿武隈川サミット関係市町を含めた意識啓発や諸事業の展開を推進します。
2.きれいな川づくり
 河川愛護団体等と連携して、自然環境を守りはぐくむ運動として、啓発活動や河川清掃活動の拡大推進を図ります。
 保全に関する啓発事業や市内の河川愛護団体等の育成強化、河川清掃ボランティアによる活動など、きれいな川づくりに努めます。
3.緑と生息生物の保全
 十分な緑とその環境を積極的に保護し、専門家の協力を得て、生息生物の生態系の保全及び共生を図る諸事業を推進します。

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