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【県内初】東根の福應寺の絵馬が国の重要有形民俗文化財に

  • [2012年3月13日]

福應寺の絵馬が重要有形民俗文化財に指定されました

平成24年3月8日付けで、東根地区鳩原の「福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬」23,477枚が重要有形民俗文化財として国の指定を受けました。
重要有形民俗文化財の分野としては県内初の指定です。

福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬とは

福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬(ふくおうじびしゃもんどうほうのうようさんしんこうえま)は、東根地区の福應寺の境内の毘沙門堂に奉納されてきた絵馬です。江戸時代の中頃から奉納され始め、その枚数は23,477枚を数えます。

ほとんどの絵馬にはムカデの絵やムカデを示す文字が書かれています。東根地区では養蚕が盛んでしたが、蚕がネズミに食べられてしまう被害が多くありました。しかし、「ムカデがいるとネズミが寄ってこない」という信仰から、養蚕が上手くいくように願ってムカデの絵を描いて福應寺の毘沙門堂に奉納するようになったと考えられています。

下の写真は23,477枚のうちの1枚です。
ムカデがネズミを倒したような絵が描かれています。ムカデがネズミ除けとして信仰されていたことのひとつの裏付けと言えます。


重要有形民俗文化財とは

生業や衣食住・信仰など、人々の生活に密接にかかわる文化財のうち、形の有る物(例:農具、衣類、絵馬など)を有形民俗文化財と呼び、その中でも特に重要な物として国が指定した物を「重要有形民俗文化財」と呼びます。
「福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬」を含めて、重要有形民俗文化財は全国に212件あります。

今後の動き

角田市教育委員会では、貴重な文化財であるこの絵馬を適切に管理するために、県や文化庁と協議してまいります。
また、絵馬を広く知っていただけるよう、一般公開もおこなってまいります。

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