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小針の薬師堂

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更新日:2024年7月12日更新

概要

こばりのやくしどう

こばりのやくしどうの画像

薬師堂は、かつては西方の水田にあったが、洪水の被害を避けるため、明治年間に現地に移転したものである。

本尊の薬師如来座像(県指定)は像高111.4cm、カヤ材の寄木造で、鎌倉時代中期、建長6年(1254年)の胎内墨書銘がある。

二重円光の光背の形は平安・鎌倉時代を通じてよく使用された形で、像は素朴で刻みは粗く、衣文なども大まかな彫成になっている。

胎内の墨書銘は奇進者名と思われる50名の氏名が念仏の回数とともに記されており、当然の信仰のあり方を知る上で貴重な資料となっている。

住所

宮城県角田市稲置字小針

電話

0224-63-2221(角田市教育委員会生涯学習課)

Fax

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詳細情報

「木造薬師如来菩薩坐像」は、県指定文化財(高蔵寺所有物)

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