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旧佐藤家住宅
概要
きゅうさとうけじゅうたく
江戸時代中期(18世紀中頃)の仙台領内中農家の家屋とされ、国の指定を受け1972(昭和47)年に現在の場所に移築・復元された。
間口約15m、奥行約8mの直屋様式(すごやようしき)をとり、屋根は寄棟造の茅葺で、東北の農家らしく重々しい。
この頃の農家の基本的な間取りの1つである広間型三間取の単純な構成になっており、土間が全体の4割を占めている。
天井は煙り出しのための藩の禁止令のため設けられず、太く荒削りの柱は鳥居建(とりいだて)という古式の構造で、木材の曲がりを巧妙に利用した柱や梁からなっている。
住所
宮城県角田市高倉字寺前50
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※旧佐藤家住宅は高蔵寺敷地内にあります
電話
0224-63-2221(角田市教育委員会生涯学習課)
Fax
URL
詳細情報
国指定重要文化財[1971(昭和46)年8月13日指定]住宅内は見学自由で、江戸時代に使われていた生活道具などが置かれ、当時の様子が再現されている。
- 見学自由
- 開放時間/9時00分~16時00分
- 休館日/年末年始
- 角田駅より車で15分