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称名寺

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更新日:2024年7月12日更新

概要

しょうみょうじ

しょうみょうじの画像

称名寺は福島県いわき市の専称寺の末寺で、応仁3年(1469年)に磐城国信夫郡松川村常念寺27世良雲和尚が開山し、正徳3年(1713年)可伝良瑞が中興したといわれている。

住所

宮城県角田市尾山山根6

電話

0224-62-2008

Fax

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詳細情報

伊具三十三観音十六番礼所とされている。この寺に、「幽霊梵鐘」と呼ばれる元録6年(1693年)銘の梵鐘(市指定)があり、次のような伝承が残っている。

天和の頃に、高橋某という仙台藩士がおり、妻がいるのに隣村の女と浮気をしていた。
そのため藩士はしばしば自分の妻を虐待していたが、妻は家を出て行かなかったので、ついに藩士は隣村の女と謀って妻を殺してしまった。

亡くなった妻は死霊となり、女を憎み夜な夜な姿を現しその家に入ろうとしたが、門に神符が貼ってあったため入れなかった。

そこで村人の一人に頼んでその神符をはがしてもらい、ついに女を責め殺した。
妻はその村人に謝礼として黄金数枚を渡し、冥福を祈って梵鐘を寺に寄進するよう頼んだ。

村人は、自分の行いを後悔している藩士にそのことを話し、藩士はその黄金を混ぜて梵鐘を鋳造した。

以来、幾度の火災にあっても、黄金が入っているためその梵鐘の音色は変わらず今に至るという。

角田駅より車で16分

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