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諏訪神社(佐倉)
概要
すわじんじゃ (さくら)
この神社は日本武尊東征の際に勧請され、南北朝時代に当村の領主吉野五郎が社殿の寄進を行ったと伝えているが、一説には南朝方の北畠顕家が義良身王を奉じて陸奥守として多賀城に下向した際、信州の諏訪神社から分霊し、古くからあった佐久良神社に合祀したものともいわれている。また、伊達政宗公が戦捷を祈願し、凱旋の時に金幣帛・風折烏帽子・日色鈴を奉納したと伝えられている。
住所
宮城県角田市佐倉字諏訪脇南4
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電話
0224-62-4771
Fax
URL
詳細情報
本殿は一間社流造、拝殿は入母屋造平入りで妻飾の虹梁・蟇股・木鼻などは華やかな彫刻で飾られている。天正18年(1590年)には伊達政宗公が相馬遠征の際、当社に戦勝を祈願し、ここで甲冑に着替えて出陣。凱旋時、金幣帛烏帽子及び日色鈴を奉納し社殿を寄進したと伝えられている。
現在の社殿は村民自らの寄進によって、本殿は享和3年(1803年)、拝殿は文化4年(1807年)に建造されたといわれる。石鳥居は安政4年(1857年)建造の明神鳥居で、高さ約4.2m、笠石約5.7mあり、市内の石鳥居の中では最も大きい。鳥居は市指定文化財である。
角田駅より車で11分