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妙立寺
概要
みょうりゅうじ
妙立寺は、日蓮聖人が開いた身延山久遠寺の末寺で、鎌倉時代の正安元年(1299年)に日円聖人が開山、日義法尼が開基した東北最古の日蓮宗寺院と伝えられている。
日蓮聖人直筆の本尊、伊達家書簡、鰐口(市指定文化財)などの寺宝が、敷地内にある資料館に保管されている。
住所
宮城県角田市神次郎字寺14
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電話
0224-68-2187
Fax
URL
詳細情報
妙立寺の鰐口
市指定文化財(1981(昭和56)年10月20日指定)。
伊達政宗より拝領したと伝えられている。福徳2年(=延徳2年(1490年))の私年号が刻まれており、直径44cm、厚さは中央で14cm。重圏、三重圏で表面を2区に分けた通途の形式で、外区に陰刻の銘文があり、この鰐口の由来を知ることができる。
妙立寺の長持
市指定文化財(1991(平成3)年5月28日指定)。
横167cm、高さ82cm、奥行き65cm。
仕上げは玉虫色の全面に竹に雀と円に堅の三引両の紋章を金色で蒔いてあり、要所に毛彫を施した真鍮の飾金具を打ち付け、錠金具も完備している。
妙立寺に施入された年代や事情は不明だが、伊達家遺品の逸品として貴重なものである。
妙立寺の大藤市指定文化財(1991(平成3)年5月28日指定)。
地際幹囲1.45mのノダフジ。樹齢約1,000年といわれる。
大房の花を咲かせた姿は見事と名高い。
また、駐車場に「宇宙杉」が植樹されている。1997(平成9)年11月植樹。
角田駅より車で21分