本文
妙立寺の鰐口と長持
概要
みょうりつじのわにぐち
伊達家より拝領したと伝えられ、福徳2年(1490年)の私年号が刻してある。直径44センチ、厚さは14センチ、撞座の蓮弁の形は3角形に近い8弁で、芯が4個浮き出ている。重圏、3重圏で表面を2区に分けた通途の形式で、外区には陰刻の銘文が刻してある。
みょうりつじのながもち
妙立寺に施入された年代や事情は不明だが、伊達家より拝領したものと言われている。横167cm、奥行65cm、高さ82cmの大きさで、仕上げは玉虫色で前面に金色で伊達家家紋(竹に雀、円に堅の3つ引両)が描かれている。伊達家の遺品として、また、江戸期玉虫塗りの遺品として貴重なものである。
住所
角田市神次郎字寺14
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電話
0224-68-2187
Fax
0224-68-3292
URL
詳細情報
- 1991年5月28日に角田市文化財に指定された。
- この長持は寺宝として当寺資料館に展示されている。
- 角田駅から車で15分