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伊達家ゆかりの雛人形
概要
だてけゆかりのひなにんぎょう
伊達家の姫が、角田に嫁いだ際に嫁入り道具の一つとして持参したとされる雛人形。お雛さまの気品あるお顔立ちは必見。毎年2月中旬から3月中旬には角田市郷土資料館にて展示される。
高さ45センチ・幅66センチ(女雛の着物の裾幅)もある特注の男雛と女雛には、金糸が贅沢に使われたそろいの雲龍紋の着物が誂えられている。また金と黒、そして紅花染めの朱から成る豪華な配色からは、牟宇姫に対する政宗公の情愛が感じられる。
住所
宮城県角田市角田字町17(角田市郷土資料館)
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電話
0224-62-2527 角田市郷土資料館
Fax
0224-62-2527
URL
詳細情報
☆牟宇姫は当時42歳の伊達政宗公と側室の尾山の方の間に生まれた。政宗公にとって長女の五郎八姫(いろはひめ)から実に14年ぶりの女の子だったため政宗公は牟宇姫をことのほか可愛がり、江戸時代の石川家の記録によると、牟宇姫へ計328通もの手紙を直筆で宛てていたとされる。