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角田市育英会奨学金制度を改編しました
更新日:2019年4月1日更新
角田市育英会は昭和35年、市内の篤志家のご寄附をもとに設立された任意団体で、平成30年度までに1,035名の奨学生に貸付けを行ってきました。この間、角田市育英会は、多くの方々からのご寄附によりその運営を支えられ、長年にわたり奨学金の無利子貸付けを通じて地域の人材育成に大きく貢献してきました。
しかし、ここ数年、下記のような課題が顕在化してきました。
- 理事、代議員を含めた会員の高齢化
- 育英会の事務の透明性・公平性を高めるための仕組みづくり等
これらの点を踏まえ、今後の角田市育英会の制度について検討した結果、下記のように改編することとしました。
- 角田市育英会の理事会・代議員会を解散し、有識者等で構成する管理会を置く。
- 角田市育英会の財産は、角田市に寄附し、寄附された財産を元手に角田市が事業を継承する。
- 角田市育英会からの貸付けは平成30年度奨学生をもって終了(最低修業年限の終期までは角田市育英会としての貸付けを継続)し、令和元年度奨学生からは角田市が条例に基づき公金で貸付けを行う。
これまで角田市育英会を支えていただいた多くの皆さんに感謝申し上げますとともに、今後とも、角田市の奨学金事業にご理解ご協力をよろしくお願いします。
なお、奨学金事業に対するご寄附は、引き続き教育総務課で受け付けしています。