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娘宛て政宗辞世の歌発見!「石川家御留」

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更新日:2023年6月1日更新

石川家御留

角田石川家に嫁いだ伊達政宗の次女牟宇姫宛ての手紙を調査している過程で、石川家や仙台藩関係の出来事を記録した「石川家御留」の中に、これまで知られている政宗の辞世「くもりなき心の月をさきたてゝ 浮世のやみをはれてこそゆけ」(寛永13年1月20日)とは異なる歌を確認しました。寛永13年4月20日、政宗が将軍謁見のため、病身をおして江戸へ出立する際に、この度を限りと娘の五郎八姫に宛てたものです。

「くらき夜に 真如の月をさきたてゝ この世の闇を晴してそ行」

この歌は、もう一人の娘牟宇姫にも伝えられ、角田石川家の記録に残ったものと思われます。当館刊行の『牟宇姫への手紙三 後水尾天皇女房帥局ほか女性編』に解説を掲載しています。『牟宇姫への手紙』詳しくはこちら

 

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