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今回は、平成30年角田市成人式実行委員会実行委員長を務めた、籾浦永吉(もみうら えいきち)さんに、成人式実行委員会や現在感じていることについてインタビューさせていただきました。
成人式実行委員会とは、「成人式の企画・運営を行う有志の新成人」のことです。角田市は毎年1月に成人式を開催し、新成人の方々をお祝いしています。実は、その企画や運営は成人式実行委員会の協力によって行われています。成人式第二部では恩師からのビデオレターなどを実行委員会が企画し、毎年好評をいただいています。
それでは早速、籾浦さんにインタビューしていきたいと思います。
――籾浦さんが参加した成人式から早2年が経ちますが、現在はどのようなことをされていますか?
A.今は看護師です。看護師1年目で日々、看護についての知識や技術を学んでいます。
――実行委員長として苦労もあったかと思います。活動してみて一番印象に残っていることは何ですか?
A.実行委員の方々と月に1、2回集まり、和気あいあいと成人式の内容やタイムスケジュールなどについてディスカッションしていく中で、実行委員同士の信頼関係が少しずつ構築されていったことです。
――信頼関係を築きながらの活動は楽しかったですか?
A.はい、とても楽しかったです。たぶん最初はみんな緊張していて、意見も少なったけれど、回数を重ねるにつれてたくさん意見が出てきて、笑顔で話していたので良かったです。
――現在、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続いていますが、この状況になる前と後で考え方が変わったりしましたか?
A.買い物ができない、友達と会えないなど、当たり前のことができなくなったことにより、日常の生活が失われたのだなと感じました。いつも普通にやっていたことができなくなるのは本当にストレスになるし、苦痛なんだなと考えるようになりました。
――今の状況が落ち着いてから、一番したいことは何ですか?また、これから学んでみたいことなどはありますか?
A.コロナの影響でできなかった卒業式のリベンジとして、母校の教員や友人と約束している謝恩会を盛大に、マスクを付けずに行いたいですね(笑)。これから学びたいことは看護についてです。まだまだ知識が足りていないと感じているので、ステイホームでできた時間を有効に使い、今後学んでいきたいです。
成人式実行委員会について「自分たちを含め、角田市の新成人の方々の記憶に残る成人式にしようとみんなで頑張れたことは、いい経験だった」と、当時のことを振り返ってくださいました。同級生だけでなく、他校の人と集まって成人式を作っていくことは、大変でもあり楽しかったと思える貴重な経験になると思います。
また、ステイホームの時間をスキルアップや興味・関心のあることに活用することで、自粛中でも前向きに過ごせるのではないでしょうか?
改めて、インタビューにご協力くださった籾浦永吉さん、ありがとうございました!
生涯学習課では、今年度も7月から成人式実行委員の募集を行う予定です。同世代の仲間と協力しながら、盛り上がる成人式を作ってみませんか?
『広報かくだ』やホームページ等で実行委員募集のお知らせをいたしますので、興味のある方はぜひ気軽にお問合せください!!
なお、今年度の角田市成人式は令和3年1月10日(日曜日)を予定しています。
皆さんの「学び」に関する興味や関心をぜひお聞かせください。
ご連絡は角田市生涯学習課のメールアドレスまで!